11月17日は井笠鉄道開業の日

2016/04/21

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11月17日は井笠鉄道開業の日です。

大正2年(1913年)11月17日に井原本線(井原~笠岡間)が運転開始しました。当初は井原笠岡軽便鉄道として設立され、井笠鉄道の名前に変わったのは1915年です。

笠岡から井原まで約15キロ。井笠軽便鉄道が開通するまでは、徒歩や乗り合い馬車、人力車でしか行き来することができず、多くの人は何時間もかけて歩いていました。

そのため地元住民や政財界の働きかけで、「ビール王」と言われた実業家の馬越恭平ら有力者の出資により「井笠鉄道軽便鉄道株式会社」が1911年に設立されました。

大正2年(1913年)11月16日に古城山前の埋立地にて井笠鉄道軽便鉄道の開業式が行われ、翌11月17日から営業を開始しました。井笠鉄道の笠岡駅は国鉄山陽本線笠岡駅の上りホームの西端にありました。

笠岡と井原の間を1時間20分でむすび、人力車よりも安く、安全で確実だったため、大正、昭和となるにつれ、次第に利用客・輸送量も増えていきました。

こうして岡山県南西部の交通機関として地域の発展に貢献し、小さな車両がまるで「マッチ箱」のようだと親しまれていました。

昭和22年(1947年)が井笠鉄道の利用客400万人を越えましたが、その後、バス路線や自家用車の普及により鉄道の利用客数が減少。ついには昭和46年(1971年)3月31日に廃止されて約60年に渡る地方鉄道の役割を終えました。

笠岡市井笠鉄道記念館

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19131117ikasa2笠岡市井笠鉄道記念館館内

もともと井笠鉄道の新山駅で、大正2年にできた駅舎の中に当時の資料を展示し、外には車両を保存しています。地元のボランティアの方が管理しています。

所在地:岡山県笠岡市山口1457-8

岡山県笠岡市山口1457-8

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